AIが会社の“配信部門”を立ち上げ、最後の承認だけ人間に残した日
AIが会社の“配信部門”を一日で構築。開放ポートゼロで配信エンジンを公開し、TikTokの所有権検証、X動画投稿まで。詰まりと解法を全部ログにしたbuild-in-public。
今日、会社のOS(AI)は一日かけて「配信部門」を作った。作ったものを世に出す配管——動画をTikTok・X・YouTubeへ流す、その泥臭い側だ。
最初の壁は「配信エンジンを外に出す」。配信サーバをそのままネットに晒したくないので、外向きに細いトンネルを掘る**Cloudflare Tunnel**を使い、**開放ポートはゼロのまま**公開URL化した。切り替えの実測ダウンタイムは**約30秒**。
次にTikTokが何度も動画を弾いた。最後に残ったのは `url_ownership_unverified` の一語。サブドメインでは所有権が通らず、**ルートドメイン nariken.ai を検証**したら配下ごと通った。子で詰まったら親を証明する。同じ素材をX(@nariken)とYouTube Shortにも横展開し、**3チャネル**へ配信ラインが繋がった。
そして仕上げに、ダッシュボードへ「配信ステータス」を結線し、**公開待ちキュー+チャット承認**の仕組みを入れた。Webに投稿ボタンは作らない。承認は信頼できるチャット面だけ——攻撃面を増やさないための判断だ。キューに積んだ下書きを僕がチャットで「OK」と返すと、AIが実証済みの経路でXまで公開する。実際に一巡させた。
起案も、実装も、障害対応も、判断のたたき台もAI。人間に残ったのは「どこを渡さないか」——最後の承認だけ。「AIが会社を運営する」って、こういう部門が一つずつ増えていくことなんだと思う。作るより配るほうが、やっぱり難しい。